10 月 2008
タイミングベルトの交換について
「タイミングベルト」は、合成ゴムやポリウレタンを材質としている以上、どうしても寿命というものが存在します。
経年劣化に関しては仕方のないところです。
よって、タイミングベルトの寿命が来てしまうということは、タイミングベルトの交換時期であるということになります。
「タイミングベルト」の交換時期は、一般的には走行10万km当たりが目安と言われています。
一年で1万km走るドライバーの場合は、10年に一度取り替える必要があるということになります。
今の乗用車はなかなか壊れないので、10年以上同じクルマに乗るなんて珍しくもないので、必然的に一度は取り替えることになるでしょう。
タイミングベルトの交換時期はクルマの状態次第ですが、なるべく劣化がひどくなっていない早い時期に越した事はない一方、どうしても時間的都合から二の足を踏んでしまうというドライバーが多いようです。
どうしてもタイミングベルトを交換する為だけに整備工場を訪れるのが億劫な場合には、車検のときについでに変えてもらうのが良いでしょう。
若干費用はかかりますが、どうせ車検に出すついでということで、手間を一括できる点ではお得と言えると思います。
そもそも、クルマが走行距離10万kmに近い状況になっていたら、車検時に交換を促されます。
逆に言えば、自分で交換する手間が省けるので、面倒だという人は車検待ちでも問題はないと思います。
積極的に自分で取り替えたい場合は、車検に出す前に取り替えてもOKです。コスト的にはそちらのほうが安くつくケースが多いです。
タイミングベルトの短所(2)
「タイミングベルト」の短所としては、交換時期のサイクルの早さ、耐久性のほかにもまだまだあります。
それは幅の広さです。
従来のチェーンと比べて、タイミングベルトは材質そのものに耐久性があまりないため、必然的に幅を広くし、分厚くしなければならないという側面があります。
それによって、従来のベルトよりも幅が広くなり、その結果として、エンジンのスリム化にはスペース的に向いていないという事が多々指摘されました。
そのことが、タイミングベルトが現状ではやや需要が伸び悩んでいる要因と考えられています。
特に、かつてタイミングベルトにその座を奪われたローラーチェーンが、ピッチが小さく、静粛性の高いものに改良されてからは、やや差をつけられた感があります。
とは言うものの、これらの短所は決して改良不可能なものではありません。
現在でもタイミングベルト、材質を強化し、耐久性を上げる努力が常に行われています。
すでに15万km走行に耐えられるタイミングベルトが開発されているなど、交換時期の長い耐久性の高いタイミングベルトの開発については、すでに成果が出ています。
材質面で考えた場合、金属よりもゴムの方が車体への負担も少なく、コストも低くでき上がるので、今後更なる改良がなされた場合、再びタイミングベルトがエンジン部位の主役になる事でしょう。
こういった、製品開発競争はぜひ今後とも継続してほしいですね。
願わくば、交換の必要のないタイミングベルトの開発がなされればいいと思います。
タイミングベルトの交換時期が気になるというのは、ドライバーにとってはあまり望ましい環境とはいえませんですし。